2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 第14回

このも、はやいもので第14回。「少し遠回り」のつもりがだいぶ回り道をしてしまいました。でも急がば回れ、「龍馬伝」の話題も、人物編で取り上げた登場人物たちのエピソードも龍馬と幕末という時代を理解するのに重要なトピックばかりです。ゆっくり、ゆっく…

 第14回

この<龍馬を語ろう>も、はやいもので第14回。「少し遠回り」のつもりがだいぶ回り道をしてしまいました。でも急がば回れ、「龍馬伝」の話題も、人物編で取り上げた登場人物たちのエピソードも龍馬と幕末という時代を理解するのに重要なトピックばかりです。ゆ…

 第12回 人物編  岩倉具視

「岩吉」(いわきち)とあだ名された少年がいました。 この岩吉こそ、幕末から明治維新にかけて「王政復古」に尽力し、新政権を 樹立した重要人物・岩倉具視(いわくらともみ)、その人でした(明治の「岩倉使節団」でも有名ですね)。 岩倉は文政8(1825)…

 第13回 人物編 アーネスト サトウ

サトウ―という人物がいる。サトウというと日本人の「佐藤さん」の響きを思い出してしまいそうになるが、今回のテーマのサトウはれっきとしたイギリス人である。アーネスト・サトウ(Ernest Satow 1843〜1929)はロンドン出身のイギリスの外交官で…

 第13回 人物編 アーネスト サトウ

サトウ―という人物がいる。サトウというと日本人の「佐藤さん」の響きを思い出してしまいそうになるが、今回のテーマのサトウはれっきとしたイギリス人である。 アーネスト・サトウ(Ernest Satow 1843〜1929)はロンドン出身のイギリスの外交官…

 第12回 人物編  岩倉具視

「岩吉」(いわきち)とあだ名された少年がいました。 この岩吉こそ、幕末から明治維新にかけて「王政復古」に尽力し、新政権を 樹立した重要人物・岩倉具視(いわくらともみ)、その人でした(明治の「岩倉使節団」でも有名ですね)。 岩倉は文政8(1825)…

番外編その2 幕末維新とボク

4回目にしては速いけれど・・・今回は「ぶれいくたいむ」です。どうして龍馬と幕末を好きになったかというお話。気軽に読んでください。幕末維新にハマッたキッカケは1986年、日本テレビの「白虎隊」だった。劇中どんどん人が死ぬ。まだ小さくドラマと現実の…

第5回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第1話・感想

「龍馬伝」第1話を観た。面白かったなあ。 坂崎紫瀾が出てきたのは意外性があってよかった。坂崎紫瀾(さかざきしらん)、この人は高知出身のジャーナリスト・自由民権家で明治の世に、『汗血千里駒』全国的にはまだ無名であった坂本龍馬を一躍ヒーローにし…

 第6回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第2話・感想

「龍馬伝」第2話。堤づくりで龍馬くん泥だらけ。今回もフィクションを交えつつ。 堤防の話も完全なるフィクションかと思いきや、千頭清臣(ちかみきよみ)という人の『坂本龍馬』に 龍馬は父の友某の配下として幡多郡に土木を督せし事あり。工夫龍馬が人を役…

第7回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第3話・感想

「龍馬伝」第3話。龍馬まだ江戸へつかない。登場しました!!ピエール瀧さんの溝淵広之丞(みぞぶち ひろのじょう)!!ってこの人誰??実はこの広之丞さん、龍馬の最初の江戸行きの時に同行したといわれています。広之丞は長州の木戸孝允などとも親交を深…

第8回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第4話・感想

「龍馬伝」第4話。龍馬が江戸着。小千葉道場での人間模様も描かれました。 溝渕さんと一緒に住んでいたかどうかは少し疑問?ですが。さな子さんがハマリ役のような気がしました。実は当主の千葉重太郎は鳥取池田家の剣術指南役に就任しており勝海舟とも親交…

第9回 人物編 中岡慎太郎

中岡慎太郎、おっ!?その名前なら聞いたことがあるぞ、という方がいらっしゃるかもしれません。 そうです。坂本龍馬とともに「暗殺」された人物です。 京都の丸山公園の坂本龍馬・中岡慎太郎の2人が並んだ銅像をご覧になった方もいらっしゃるのではないで…

 第10回 人物編 小松帯刀

幕末や明治維新関連の文章を読んでいると必ずといってよいほど小松帯刀( こまつたてわき)という名前に出くわす。昨年の大河ドラマ「篤姫」で人気が出たのでご存知の方も多いことだろう。小松は薩摩島津家の一門(親族)である胆付兼善(きもつきかねよし)…

 第11回 人物編 島津久光

手元に一枚の写真がある。写真の主はどこかツン、と不機嫌な様子をしながらも意志の強さを感じさせる、そんな表情をしていて、どうも気になる人物。今回の主人公―島津久光その人である。 「薩長二藩は龍虎の如し、風雲に遇えば勢測られず」 という岩倉具視の…

第9回 人物編 中岡慎太郎

中岡慎太郎、おっ!?その名前なら聞いたことがあるぞ、という方がいらっしゃるかもしれません。 そうです。坂本龍馬とともに「暗殺」された人物です。 京都の丸山公園の坂本龍馬・中岡慎太郎の2人が並んだ銅像をご覧になった方もいらっしゃるのではないで…

番外編 龍馬伝」を読もう!!

「龍馬伝」の放送が始まりました。今回は「龍馬伝」で坂本龍馬にハマった、あるいは坂本龍馬大好き!幕末という時代をもっと知りたいという方のために 「龍馬伝」・幕末維新本を集めてみました。 龍馬の人柄を知るには、まず本人の手紙を読むのが一番だと思…

番外編 龍馬伝」を読もう!!

「龍馬伝」の放送が始まりました。今回は「龍馬伝」で坂本龍馬にハマった、あるいは坂本龍馬大好き!幕末という時代をもっと知りたいという方のために 「龍馬伝」・幕末維新本を集めてみました。 龍馬の人柄を知るには、まず本人の手紙を読むのが一番だと思…

 第11回 人物編 島津久光

手元に一枚の写真がある。写真の主はどこかツン、と不機嫌な様子をしながらも意志の強さを感じさせる、そんな表情をしていて、どうも気になる人物。今回の主人公―島津久光その人である。 「薩長二藩は龍虎の如し、風雲に遇えば勢測られず」 という岩倉具視の…

 第10回 人物編 小松帯刀

幕末や明治維新関連の文章を読んでいると必ずといってよいほど小松帯刀( こまつたてわき)という名前に出くわす。昨年の大河ドラマ「篤姫」で人気が出たのでご存知の方も多いことだろう。小松は薩摩島津家の一門(親族)である胆付兼善(きもつきかねよし)…

第8回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第4話・感想

「龍馬伝」第4話。龍馬が江戸着。小千葉道場での人間模様も描かれました。 溝渕さんと一緒に住んでいたかどうかは少し疑問?ですが。さな子さんがハマリ役のような気がしました。実は当主の千葉重太郎は鳥取池田家の剣術指南役に就任しており勝海舟とも親交…

第7回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第3話・感想

「龍馬伝」第3話。龍馬まだ江戸へつかない。登場しました!!ピエール瀧さんの溝淵広之丞(みぞぶち ひろのじょう)!!ってこの人誰??実はこの広之丞さん、龍馬の最初の江戸行きの時に同行したといわれています。広之丞は長州の木戸孝允などとも親交を深…

 第6回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第2話・感想

「龍馬伝」第2話。堤づくりで龍馬くん泥だらけ。今回もフィクションを交えつつ。 堤防の話も完全なるフィクションかと思いきや、千頭清臣(ちかみきよみ)という人の『坂本龍馬』に 龍馬は父の友某の配下として幡多郡に土木を督せし事あり。工夫龍馬が人を役…

第5回 つれづれなるままに〜 龍馬伝第1話・感想

「龍馬伝」第1話を観た。面白かったなあ。 坂崎紫瀾が出てきたのは意外性があってよかった。坂崎紫瀾(さかざきしらん)、この人は高知出身のジャーナリスト・自由民権家で明治の世に、『汗血千里駒』全国的にはまだ無名であった坂本龍馬を一躍ヒーローにし…

番外編その2 幕末維新とボク

4回目にしては速いけれど・・・今回は「ぶれいくたいむ」です。どうして龍馬と幕末を好きになったかというお話。気軽に読んでください。 幕末維新にハマッたキッカケは1986年、日本テレビの「白虎隊」だった。劇中どんどん人が死ぬ。まだ小さくドラマと現実…